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雨漏り発生!ブルーシートは役に立たない?効果的な使い方とは?

2024.7.18

雨漏りした際、応急処置として真っ先に思い浮かべるのは、バケツやブルーシートではないでしょうか。

そこで今回は、ブルーシートがどのように役立つのか、その具体的な使用方法や利点について詳しく説明します。

雨漏り発生時のブルーシートの利点

防水性:ブルーシートは防水素材で作られており、雨水を効果的に遮断します。

手軽さ:軽量で持ち運びやすく、すぐに設置できるため、緊急時の応急処置として非常に便利です。

コスト:比較的安価で入手しやすく、多くの家庭や企業で常備されています。

雨漏り発生時のブルーシートの具体的な使用方法

雨漏りが発生した際にブルーシートを効果的に使用するための手順を以下に示します。

1. 適切なサイズのブルーシートを選ぶ
まず、雨漏りの範囲をカバーできる大きさのブルーシートを選びます。大きすぎると取り扱いが難しく、小さすぎると十分にカバーできません。事前にいくつかのサイズのブルーシートを用意しておくと便利です。

2. ブルーシートを広げる
ブルーシートを雨漏りが発生している箇所に広げます。室内であれば、床や家具を保護するために敷きます。屋根から雨漏りが発生している場合は、外に出て屋根全体を覆うように広げます。

3. 固定する
ブルーシートをしっかりと固定します。室内では家具や重りを使って固定します。屋外ではロープやバンジーコード、もしくは重りを使ってブルーシートが風で飛ばされないようにしっかりと固定してください。特に屋根で使用する場合は、風で飛ばされると危険なので、しっかりと固定することが重要です。

4. 水の流れを確保する
ブルーシートを張る際に、傾斜をつけて水が流れ落ちるように設置します。これにより、ブルーシートの上に水が溜まらず、重みでシートが破れるリスクを減らせます。

雨漏りの応急処置としてのブルーシートの限界

ブルーシートはあくまで一時的な応急処置であり、長期間の使用には向いていません。

耐久性:ブルーシートは長期間の使用で劣化しやすく、防水性能が低下します。

美観:ブルーシートは仮設のものであり、長期間使用すると建物の外観を損ないます。

安全性:固定が不十分な場合、風で飛ばされる可能性があり、周囲に危険を及ぼすことがあります。

雨漏り対策としてのブルーシートは一時的なもの

ブルーシートを使って一時的に雨漏りを防ぐことはできますが、根本的な解決にはなりません。

以下の理由から、専門の業者に依頼して速やかな修理をおすすめします。

1. 建物の寿命を延ばす
雨漏りを早期に修理することで、建物の構造を守り、寿命を延ばすことができます。雨水が建物内部に侵入すると、木材や鉄骨が腐食し、建物の耐久性が低下します。

2. 健康被害の防止
雨漏りが原因で発生するカビやダニは、アレルギーや呼吸器系の疾患を引き起こすことがあります。健康を守るためにも、早めに対策を講じることが必要です。

3. 修理費用の削減
雨漏りを放置すると、被害が拡大し、修理費用が高額になる可能性があります。早期に修理することで、費用を抑えることができます。

ブルーシートを外した後の雨漏り修理の手順

雨漏りの基本的な修理手順を紹介します。

原因の特定:雨漏りの原因を特定します。屋根や外壁の点検を行い、劣化や損傷箇所を見つけます。

修理方法の選定:原因に応じた修理方法を選定します。屋根材の交換、シーリングの補修、防水シートの貼り直しなどが考えられます。

修理の実施:選定した方法で修理を実施します。作業が難しい場合は、専門の業者に依頼することを検討しましょう。

再点検:修理後に再度点検を行い、問題が解決したことを確認します。

雨漏り発生!ブルーシートは役に立たない? まとめ

雨漏りが発生した際、ブルーシートは一時的な応急処置として非常に役に立ちます。

しかし、ブルーシートはあくまで一時的な対策であり、根本的な解決にはなりません。

雨漏りを放置すると、建物に深刻なダメージを与えるだけでなく、健康被害や修理費用の増加にもつながります。

したがって、雨漏りが発生した場合は、ブルーシートで一時的に水の侵入を防ぎつつ、できるだけ早く専門の業者に依頼して修理を行うことが重要です。