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雨漏りの原因は?修理費用はどれくらいかかる?

2024.7.2

雨漏りとは建物の屋根や壁、窓などから雨水が内部に侵入する現象を指します。

雨漏りは建物の耐久性を損なうだけでなく、内部の家具や設備にも損害を与え、カビの発生や木材の腐敗を引き起こすことがありますので、早期発見・早期修理が大切です。

雨漏りの原因を知って修理費用を抑えよう

雨漏りの原因にはさまざまなものがありますが、主なものは以下の通りです。

【屋根材の劣化】
瓦やスレートなどの屋根材が古くなると、ひび割れや欠けが生じ、そこから雨水が侵入します。

【防水シートの劣化】
屋根の下に敷かれている防水シートが劣化すると、防水機能が低下し、雨水が侵入しやすくなります。

【シーリング材の劣化】
建物の接合部や窓の周りに使用されるシーリング材が劣化すると、隙間から雨水が侵入します。

【施工不良】
新築やリフォーム時の施工不良が原因で、雨水が侵入することもあります。

雨漏りの修理費用はどれくらい?

雨漏りの修理費用は、原因や被害の程度、修理箇所によって大きく異なります。

屋根の修理費用

屋根の修理は雨漏り修理の中で最も一般的で、屋根材の種類や修理範囲によって費用が異なります。

【瓦の交換】
瓦のひび割れや欠けが原因の場合、部分的な交換が必要です。1枚あたりの交換費用は数千円程度ですが、複数枚の交換が必要な場合は、数万円程度になることもあります。

【スレートの交換】
スレートのひび割れや欠けが原因の場合も部分的な交換が必要です。1枚あたりの交換費用は瓦と同程度で、数千円から数万円程度です。

【防水シートの交換】
屋根全体の防水シートの劣化が原因の場合、防水シートの全面交換が必要です。この場合、費用は数十万円から数百万円程度になることがあります。

シーリングの修理費用

建物の接合部や窓の周りのシーリング材の劣化が原因の場合、シーリングの打ち直しが必要です。

【窓周りのシーリング】
窓周りのシーリング打ち直しは、窓1つあたり数千円から数万円程度です。

【建物全体のシーリング】
建物全体のシーリング打ち直しは、数十万円から百万円程度になることがあります。

内部の修理費用

雨漏りが建物内部にまで影響を及ぼしている場合、内装の修理が必要です。

【壁や天井の補修】
壁や天井にシミやカビが発生した場合、補修や再塗装が必要です。補修範囲によって費用は異なりますが、数万円から数十万円程度です。

【カビの除去】
カビの発生が広範囲に及んでいる場合、専門業者によるカビ除去が必要です。費用は数万円から数十万円程度です。

雨漏りの規模によるおおよその修理費用

雨漏りの修理費用は、原因や被害の程度、修理箇所によって大きく異なるため、一概には言えませんが、以下に一般的な費用の目安を示します。

【小規模な修理】
瓦の交換や部分的なシーリング打ち直しなど、小規模な修理の場合、費用は数万円程度です。

【中規模な修理】
防水シートの部分的な交換や内部の補修が必要な場合、費用は数十万円程度です。

【大規模な修理】
屋根全体の防水シート交換や建物全体のシーリング打ち直しなど、大規模な修理の場合、費用は数十万円から百万円程度になることがあります。

雨漏りを予防して修理費用を抑えよう

雨漏りを防ぐためには、定期的なメンテナンスが重要です。

【定期的な点検】
屋根や壁、窓周りを定期的に点検し、異常がないか確認します。特に、台風や大雨の後は、念入りに点検を行うことが重要です。

【早期の修理】
異常を発見した場合は、早期に修理を行います。小さなひび割れや欠けでも放置すると、雨漏りの原因になることがあります。

【適切な施工】
新築やリフォーム時には、信頼できる業者に適切な施工を依頼します。施工不良が原因で雨漏りが発生することが多いため、施工の品質は非常に重要です。

【適切な材料の使用】
防水シートやシーリング材など、使用する材料の品質も重要です。長期間にわたって防水機能を維持できる材料を選ぶことが大切です。

雨漏りの原因と修理費用 まとめ

雨漏りは建物に大きな損害を与えるため、早期発見と修理が重要です。

修理費用は原因や被害の程度、修理箇所によって大きく異なりますが、小規模な修理であれば数万円程度、中規模な修理であれば数十万円程度、大規模な修理であれば数十万円から百万円程度が一般的です。

雨漏りが発生した場合は、早期に専門業者に依頼し確実な修理を行うことで、修理費用を抑えることができます。