COLUMN 建物トラブル解決コラム

2023.8.7

雨漏り修理の悪徳業者に気を付けよう!悪徳業者の手口とは?

雨漏り、防水、シーリング

台風やゲリラ豪雨によって雨漏り被害が多発しています。

災害時に気を付けたいのが悪徳業者の存在です。

雨漏り修理の悪徳業者に気を付けよう

「災害時には悪徳業者が大量に出現します」

災害時は被災地域が緊急の問題に直面しており、人々は素早く復旧・復興を求めています。

急いで何とかしないといけないという緊急性と混乱に乗じて、悪徳業者は不正な手段で利益を追求する機会を狙っています。

また、災害によって被災者の需要が高まる一方で、復旧に対する供給が足りないことが多いため、悪徳業者は需要を悪用して過剰な価格を設定し、被災者を騙すことが容易になります。

つまり、真っ当な業者であれば修理依頼が殺到しているということになりますので、営業なんてする必要もありません。

災害時にわざわざ飛び込み営業で回ってくる業者というのは、災害時の混乱を狙っている悪徳業者だからこそと言えるのです。

そして、災害によって通信網やインフラが損傷を受けることがあり、情報が伝達されにくくなることも、悪徳業者に騙されやすくなるポイントの1つです。

被災者は情報不足の中で行動を迫られ、悪徳業者による詐欺や偽情報に簡単に惑わされる可能性が高まりますので、災害が発生したときこそ冷静に判断することが大切です。

災害時には政府や地方自治体などの公的機関も対応に追われ、監督や規制が十分に機能しない場合があり、これにより悪徳業者は法的な制約を受けずに不正行為を行いやすくなります。

災害時には冷静な判断が難しくなります。

災害時に営業に回ってくるような業者は悪徳業者であると疑うくらいでちょうど良いでしょう。

雨漏り修理の悪徳業者の手口とは?

1不明瞭な見積もり

悪徳業者は見積もりを提示する際に、本当は必要のない作業や高額な部品の交換など、実際の修理内容よりも余計な項目を含めて見せることがあり、これにより不必要な費用まで支払ってしまう可能性があります。

また、悪徳業者は作業が進むにつれて見積もりよりも高額な料金を請求することがあるほか、作業を途中で中断して追加料金を要求してくることもあります。

ちなみに、外壁塗装の場合ほとんどの業者が1㎡を塗る価格(平米単価)×塗る面積で見積もりを作成しているため、必然的に明確な料金体系となることから、基本的に追加料金は発生しません。

しかしながら雨漏り修理となると、修理作業が進む中で隠れた被害や損傷が発見されることがあり、これらの問題を修正するためには追加の作業と費用が必要になることがありますので、追加費用を請求されたからといって一概に悪徳業者であるとは限りません。

本当に追加で修理が必要なのか真偽を見極めるためには、やはり最初から信頼できる業者にご依頼いただくのが安心で確実です。

2低価格・割引による引き込み

「今すぐ契約すれば足場代を無料にする」
「特別に割引価格で修理をします」

悪徳業者は低価格を謳って契約を結ぼうとします。

しかし、実際には質の低い部品や不適切な修理を行うことで問題が再発したり、別の箇所にトラブルが発生する可能性があります。

3緊急性を演出する

悪徳業者は今すぐ修理をしないと被害が拡大すると主張してくることがあります。

早くどうにかしないと…という不安の中、緊急性を煽られ、焦って高額な修理を依頼してしまうケースが後を絶ちません。

繰り返しになりますが、災害が発生したときこそ冷静に判断することが大切です。

4偽の保証

悪徳業者は偽の保証を提示することで契約者を安心させようとします。

しかし、実際には保証がなかったり、保証内容が不明確であったりすることがあるほか、手抜き工事の粗が出始めた頃には既に音信不通になっているということも珍しくありません。

5不適切な修理方法

悪徳業者は正確な診断や適切な修理方法を行わず、手抜き工事や一時しのぎの修理を行うことがあります。

その結果、すぐに雨漏りが再発してしまう可能性があるほか、誤った修理をしたことによって別の箇所に雨漏り被害が出てしまうことがあります。

また、正常な箇所をわざと破壊し、追加で補修工事を依頼させるといった悪質なケースも横行しているそうです。

悪徳業者に引っ掛からないためには、複数の見積もりを取得し、過去の評判や口コミを確認するなどして、信頼性のある業者を選ぶことが大切です。

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