COLUMN 建物トラブル解決コラム

2022.5.5

梅雨や台風シーズンに突入する前に雨漏り対策をしておこう!

雨漏り、防水、シーリング

雨漏り

昨日気象台は平年と比べて6日程早い、沖縄地方の梅雨入りを発表しました。

東北南部では6月12日頃、東北北部では6月15日頃に梅雨入りが予想されています。

梅雨となると気になるのが雨漏りです。

雨漏りは原因を特定し修理しない限り、悪化の一途をたどってしまいますので、雨漏りが気になっているという方は、本格的な梅雨のシーズンを迎える前にしっかりと修理されることをおすすめします。

梅雨や台風で雨漏り発生!業者選びの重要性とは?

雨漏り

雨漏りはプロでも原因箇所を特定するのは難しく、業者選びを間違ってしまうと、雨漏りが直らないばかりか、雨漏りが悪化してしまったというケースもありますので、雨漏りの修理には業者選びが重要となります。

ここで、築30年木造2階建てにお住まいのAさんの例をご紹介します。

Aさんのお宅では、普段の雨程度では雨漏りは発生しないのですが、台風などの大雨が降ると雨漏りが発生していました。

天井にシミができていたため原因は屋根にあると思い、家を建ててもらった工務店へ連絡し、屋根の状態を見てもらったそうです。

業者が確認したところ、割れや欠けが所々みられるということで葺き替えを勧められ、工事を依頼されました。

そして、葺き替え工事から一年後。

大きな台風が発生した際に、なんとまた雨漏りが再発してしまったというのです。

つまり雨漏りの原因は屋根ではなかったということですね。

雨漏り

再度工務店に連絡し何度も調査してもらったそうなのですが、結局原因は特定することができず、雨漏りしていそうな箇所をコーキングで埋めても一向に雨漏りがおさまることはなかったそうです。

そこで雨漏り修理の専門業者に調査を依頼されたのですが、本来コーキングをしてはいけない箇所にまでコーキングがされていたことが発覚しました。

コーキングをしたことによって、雨水や結露水の抜け道まで塞いでしまい、状況を悪化させてしまっていたのです。

その後散水調査の結果から、雨漏りの発生箇所は2階の壁に発生していたひび割れからと判明しました。

屋根の葺き替えの目安は築20~30年ですので、劣化の状況によっては葺き替えも選択肢の一つにするのは間違いではありませんが、雨漏りの原因箇所が特定されていれば、葺き替えることなく、外壁と屋根を併せて塗り替えるという選択肢もできたはずですので、雨漏りの調査は必ず専門の業者に診てもらうことをおすすめします。

梅雨や台風シーズンに突入する前に雨漏り対策をしておこう!

雨漏り=屋根という先入観があるという方も多いかと思います。

しかし実際の雨漏りの経路というのは、屋根だけでなく、板金や外壁、配管など様々な侵入経路が考えられるのです。

だからこそ、雨漏りに詳しい専門家が診断する必要があるのです。

弊社では現在、雨漏りでお困りの方を対象に雨漏りの応急処置を無料にて承っております。

また、しっかり雨漏りを修理したいという方には、ビルディングドクター、防水技能士などといった雨漏りの専門の技術者が、建物の隅々まで調べて原因を調査、修理の対応をいたします。

雨漏りは放置すれば放置した分だけ被害が拡大してしまいます。

気が付いた時にすぐに修理することで、被害も修理費用も最小限に抑えることができますので、雨漏りが気になっている方、雨漏り被害がご不安な方、弊社までお気軽にご相談ください。

天気の影響を受けない箇所や作業に支障をきたすほどの雨量でなければ、補修工事が行える場合もありますが、基本的には雨漏りの修理は雨天時には行うことができませんので、雨の日が長期間続く梅雨や台風シーズンに入ってしまうと、すぐに補修に伺うことができない場合があります。

また、梅雨や台風シーズンというのは、雨漏りによる被害が多発しお問い合わせも増加しますので、早めの対処が安心です。

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