2021.5.12
ベランダ・屋上防水工事ならウレタン防水がおすすめ!【業者の選び方】
ベランダ・屋上防水をご検討されている方に向け
・ウレタン防水工事とはどのような防水工事なのか
・ウレタン防水工事のメリット・デメリット
・ウレタン防水工事の施工工程
・ウレタン防水工事を検討したほうが良いタイミング
・ウレタン防水工事業者の選び方
上記の項目に分けて、ウレタン防水についてじっくり解説していきます。
ベランダ・屋上防水工事にはウレタン工事がおすすめの理由
・ウレタン防水工事とはどのような防水工事なのか
ウレタン防水とは、液状のウレタン樹脂をベランダや屋上の床面に塗って、塗膜による防水層を形成する防水工法の一種です。
・ウレタン防水工事のメリット・デメリット
ウレタン防水工事のメリットは、
- 施工が簡単かつ価格が安価であること
- 施工する面積や形状、材質を問わず施工可能なこと
- 繋ぎ目のないシームレスな防水層が作れること
- アスファルト防水などと比較した場合非常に軽量なため建物に負荷をかけないこと
が挙げられます。
一方ウレタン防水工事のデメリットは、ウレタン防水工事は手作業で行われるため職人の熟練度に大きく左右されることです。
膜厚が均一になっていないと厚みが薄い箇所から雨漏りを起こしてしまったり、雨水が排水溝に流れない、水溜まりができてしまったりといったトラブルが発生する可能性があります。
また、ウレタン樹脂は乾燥に時間がかかるといったデメリットもあります。
・ウレタン防水工事の施工工程
①下地調整
汚れなどを高圧洗浄で除去し、ひび割れなどが起きている場合は補修を行います。
②プライマー塗布
下塗りを行うことでウレタン防水が床面に吸収されるのを防ぎ、既設面とウレタン防水の密着性を高めます。
③通気緩衝シート貼り付け(通気緩衝工法)
通気緩衝工法とはウレタン防水層内部の湿気や水気を逃すことができる工法です。
シートに内部の湿気を抜く脱気筒を取り付けることで、湿気による防水層の膨れを防ぐことができ、雨漏りをしている建物にも効果的です。
④ウレタン防水塗布
コテやローラーなどを使用してウレタン防水を塗布していきます。
⑤トップコート塗布
仕上げに紫外線などからウレタン防水を保護するトップコートを塗布します。
・ウレタン防水工事を検討したほうが良いタイミング
表面にトップコートのひび割れが現れてきたら補修のタイミングです。
トップコート自体に防水効果はありません。
ひび割れしているからと言ってすぐに雨漏りする恐れはありませんが、ウレタン防水層が露出することによって、紫外線や風雨によってウレタン防水層がどんどん劣化してしまいます。
もしひび割れを見かけたらトップコートの塗り替えを検討しましょう。(※トップコートの塗り替えの目安は5年です。)
また、表面の色褪せも塗り替えのサインです。
トップコートが剥がれ落ちウレタン防水が劣化すると黄色く変色してしまいます。
放っておくと硬化しひび割れの原因となります。
なお、すでに雨漏りが発生している、防水層にまで亀裂が入っている、塗膜の浮きや膨れがみられるといった場合は、早急に専門の業者にみてもらうことをおすすめします。
建物内部に雨水が侵入してしまうと建物を腐食させ、カビやシロアリの原因となってしまうほか、地震などの倒壊リスクも高まります。
・ウレタン防水工事業者の選び方
悪質な業者の中には、ただ塗ればいいと思っている業者も存在します。
デメリットの項目でもお伝えしましたがウレタン防水工事は職人の腕に大きく左右される防水工事です。
施工直後はトップコートが塗られていますのでプロが見ても手抜き工事か判断しづらいです。
トラブルが発生してからじゃないと手抜き工事だったと気が付かないことも珍しくありません。
防水工事を失敗しないためには、実績があり信頼できる業者に依頼することが重要です。
雨漏りの修繕工事はもちろんのこと、建物全面に足場をかけて行う外壁塗装や屋上防水工事は弊社の得意分野です。
部位や劣化の程度、ご予算に応じて最適な修理方法をご提案します。
詳しくはお電話、メール、LINEでご連絡ください。