2023.12.2
戸建てにおすすめの常緑樹のシンボルツリーはどれ?塗り替え時に邪魔にならない?
お家を買ったらシンボルツリーを植えたいとお考えの方もいらっしゃるかと思いますが、どんな木を植えればいいのか分からないという方も多いかと思います。
そこで今回は戸建てにおすすめの常緑樹のシンボルツリーをいくつか紹介していきたいと思います。
シンボルツリーとは?
シンボルツリーとは建物を引き立てたり、庭の中心となるような背の高い樹木のことを指し、新築や改築祝い、子供の誕生など、特別な日の記念樹として植えることが多く、家族や家の歴史とともに育ち、その家族の世代を超えて特別な絆を築く象徴的な存在として扱われることがあります。
戸建てにおすすめの常緑樹のシンボルツリー
おすすめ常緑樹
冬になっても落葉せず、一年中緑色の葉を保っているのが常緑樹の特徴です。
シンボルツリーを植えてみたいけど、落ち葉が多いのはちょっと…と思われる方は常緑樹のシンボルツリーがおすすめです。
シマトネリコ
丸い円錐形や広がる円形の樹冠を持ち、葉は光沢があり、緑色で長さ5〜10cmほどの楕円形から卵形をしています。
病害虫にも強いため、初心者の方でも育てやすい樹木です。
シンボルツリーの代表格と言えるシマトネリコですが、成長速度が速いため放っておくと数年で2~3m以上に成長するため、定期的な剪定が必要となります。
また、シマトネリコの原産は熱帯地方のため日差しに強く夏の暑さにも強いのですが、耐寒性はあまりないため寒い地域では冬に落葉することがあります。(そのため半常緑広葉樹とも呼ばれています。)
落葉してしまっても完全に枯れてしまうことは少なく、暖かくなれば新葉が出てくることが多いため、落葉しても暖かくなるまで様子を見てください。
オリーブ
スラっと伸びる幹にシルバーリーフが美しいオリーブはおしゃれな雰囲気を演出できるだけでなく、手入れがしやすく大暑耐寒性にも優れています。
オリーブと言えば実を収穫できるのも魅力の一つなのですが、結実させるためには2品種植える必要があり、オリーブの実を狙って鳥がやってくることがありますので、結実させずリーフを楽しむのもおすすめです。
おすすめ落葉樹
落葉樹は秋になると葉を枯らして落とし、冬には葉を持たない状態になります。
四季を通じてあまり変化の無い常緑樹と比較して、季節の移り変わりを楽しませてくれるのが落葉樹の特徴です。
アオダモ
涼しげな樹形が魅力的なアオダモは、春には花が咲き、秋になると紅葉するので、四季を感じられる樹木として人気の高いシンボルツリーです。
成長速度が遅いため管理しやすく、病害虫にも強いので初心者の方におすすめです。
イロハモミジ
日本の美しい新緑や紅葉を代表する木であり、和風洋風問わず幅広いシチュエーションに馴染むことができる樹木です。
カエデ科・カエデ属の樹木はとても多く存在していますが、中でもイロハモミジは樹形のバリエーションが豊富なため、建物に合わせた樹形選びをする事ができます。
常緑樹のシンボルツリー塗り替えの時はどうする?
外壁を塗り替えるとき、シンボルツリーがあると邪魔になるのではとご不安になる方もいらっしゃるかもしれません。
塗り替え時に起こりうるトラブルとして、枝や葉が折れてしまった、植木や花壇の花に塗料がついてしまったといったことが挙げられますが、シンボルツリーなど移動できない植物には、飛散防止シートで養生を行うのが一般的です。
ただし、工事の間中ずっと養生をしたままでいると日照不足や水不足、蒸れなどによって、植物が弱ってしまったり枯れてしまうこともあります。
植物の性質や季節によっても異なりますので、施工前に業者に相談しておくことをおすすめします。
また、枝が外壁に接触している場合は剪定が必要になる場合もありますので、剪定の必要性なども事前の打ち合わせで確認しておきましょう。