2023.4.10
外壁塗装を検討する上で注意すべき点とは?おすすめの季節は春って本当?
外壁塗装を行う目的とは?
外壁塗装には建物の外側の壁面に塗装を施すことで、美観を保ち、耐久性を向上させる目的があります。
外壁塗装の手順は以下の通りです。
高圧洗浄:まず外壁を高圧洗浄し、汚れやカビ、古い塗料を落とします。
下地処理:壁面に凹凸やひび割れがある場合は、補修やパテ埋めを行い平滑な下地を作ります。
下塗り:下地が整えられたら下塗りを行います。下塗りは塗料の密着性や防水性を高めるために行われます。
中塗り:下塗りが完了したら中塗りを行います。中塗りは下塗りの密着性を高め、表面の均一性を出すために行われます。
上塗り:中塗りが完了したら上塗りを行います。上塗りは最終的な色や質感を出すために行われます。
外壁塗装の頻度は気候や使用環境によって異なりますが、一般的には5年から10年に一度行うことが推奨されています。
外壁塗装におすすめの季節はいつ?
外壁塗装を行うにあたって、気温や湿度、降雨量などの気象条件が塗装の品質に大きな影響を与えます。
そのため、外壁塗装には適した季節があります。
一般的に外壁塗装に適した季節は、春から秋にかけての乾燥している季節です。
これは、高温多湿な夏や寒く湿った冬は塗料の乾燥に時間がかかり、塗装の品質に悪影響を及ぼすためです。
具体的には、気温が15℃以上湿度が60%以下の日が続く、5月から11月までの季節が適しています。
ただし、季節によって気温や湿度が大きく変化する地域では、気象条件を見極めて塗装時期を決める必要があります。
また、外壁塗装を行う前には天候予報を確認し、降雨の心配がない日を選ぶようにしましょう。
雨の日には塗料が十分に乾燥せず、塗装の品質が低下する恐れがあります。
外壁塗装は春がおすすめって本当?
外壁塗装が春におすすめな理由は以下の通りです。
気温が適している
外壁塗装を行うためには、気温が一定の範囲内でなければなりません。
春は比較的気温が安定しており、塗装に適した気温となっています。
また、高温多湿の夏や寒い冬は、塗装材が乾きにくいため、塗装に適していない季節とされています。
湿度が低く乾燥している
外壁塗装を行う場合、塗装材が完全に乾燥するまで時間がかかります。
春は湿度が低く乾燥しやすい季節であるため、塗装後の乾燥時間が短くなります。
雨の心配が少ない
春は雨が少ない季節であるため、外壁塗装の作業中に雨が降る心配が少なく、塗装の品質を保つことができます。
以上の理由から、春は外壁塗装に適した季節とされています。
外壁塗装を検討する際の注意点とは?
外壁塗装を検討する際の注意点は以下の通りです。
塗装業者の信頼性を確認する
塗装業者の信頼性は非常に重要です。
業者の過去の実績や評判を調べ、信頼できる業者を選びましょう。
事前に複数の業者から見積もりを取ることも大切です。
塗料の品質を確認する
塗料の品質は塗装の耐久性や美観に大きく影響します。
使用する塗料の種類やメーカー、品質などを確認し、耐久性や色あせ防止などに優れた塗料を使用してもらいましょう。
見積もりの内容を確認する
業者からの見積もりには作業内容や料金が明記されていることが大切です。
見積もりの内容を詳しく確認し、追加料金や作業内容の変更についても確認しておきましょう。
施工時期や期間を確認する
施工時期や期間も確認しておく必要があります。
季節や天候などによっては塗装ができない場合があるため、適切な時期や期間を確認し、スケジュールを調整することが大切です。
アフターサポートの有無
施工後に問題が発生した場合、きちんと対応してもらえるようアフターサポートについて確認しておきましょう。