2023.3.15
外壁塗装をするなら耐用年数30年のオートンイクシードがおすすめ!
暖かくなってきたら塗り替えを検討しているという方もいらっしゃるかと思います。
そもそもなぜ、定期的な外壁の塗り替えが必要なのかというと、建物を腐食から守ることにあります。
新築で購入した家であっても、経年による劣化は避けられません。
外壁や屋根というのは、常に紫外線や風雨にさらされていますので年月が経つと共に塗膜が劣化してしまいます。
ではいつ頃が塗り替えのタイミングかというと、概ね10年程度が塗り替えの周期と言われています。
以前は新築から6年毎に塗り替えるのが一般的と言われていましたが、塗料の質の向上によって塗膜の性能を維持できる期間が著しく向上しました。
最近では耐用年数の長いフッ素塗料(耐用年数15~20年)や、無機塗料(耐用年数15~25年)などもあります。
ただし、塗料の耐用年数が20年あったとしても、外壁のつなぎ目やサッシなどに使用されているコーキングの耐用年数は5~10年程です。
では結局、耐用年数の長い塗料を使ったとしても、コーキングのメンテナンスで10年毎に足場を組んで補修をする羽目になるのでは?とご不安になられる方もいらっしゃるかと思います。
耐用年数が長い塗料を使用する場合、耐用年数の長いコーキングを選ぶことが大切です。
オートンイクシードとは?
参照:オート化学工業株式会社
オートンイクシード(オート化学工業株式会社)というコーキング剤は、耐用年数が約30年とも言われているコーキング剤です。
通常コーキング剤には柔軟性や弾性を与えるために可塑剤という成分が配合されているのですが、可塑剤は紫外線に弱く経年によって柔軟性や弾性が次第に失われていきます。
その結果、コーキングのひび割れや剥離、肉痩せなどといった現象を起こし、雨漏りの原因となってしまうのです。
しかし、オートンイクシードには可塑剤が使用されていません。
オートンイクシードは、特殊高耐久ポリマー「LSポリマー」を配合することによって、これまでにない耐久性、耐候性を実現した超寿命シーリング材なのです。
オートンイクシードにデメリットはある?
1980年代まではモルタルで仕上げる外壁が一般的でしたが、耐火性に優れ、製造コストが低く、施工が容易などといった理由により、1990年代からはサイディングによる仕上げが爆発的に普及するようになりました。
サイディングに欠かせないものといえば、コーキングです。
ならば、オートンイクシードがもっと当たり前のように使われるようになっていてもおかしくないのでは?と思う方もいるでしょう。
オートンイクシードは2014年頃に登場した比較的新しい商品であることや(当初は15年の耐久性があるということから「イクシード15+」という商品名だったのですが、現在は改良され耐久性が30年になったことで「イクシード」という商品名になったそうです)、一般的なコーキング剤と比較して約1.5倍~2倍程材料費がかかります。
加えて、1成分系コーキング剤は夏用と冬用など、季節によって作り分けられることが一般的なのですが、オートンイクシードは通年用しかないため施工が難しいと言われています。
また、一般的なシーリング材は充填してから3日ほどで硬化するのに対し、オートンイクシードは硬化までに約1週間ほど時間がかかってしまうため施工費用も割高になってしまうのは否めません。
外壁塗装をするならオートンイクシードがおすすめ!
耐用年数が20年の塗料を使っていても、耐用年数が10年のコーキングで施工されていた場合、次回の塗り替えを迎える前にコーキングの打ち増しあるいは打ち替え工事が必要になってしまいます。
しかし、耐用年数が20年の塗料を使って、オートンイクシードなどの高寿命コーキング剤で施工すれば、塗装の塗り替えと同じタイミングでコーキングの打ち直しをすることができます。
塗料の耐用年数に合わせたコーキングを選ぶことが長期的なコスト削減に繋がりますよ。