2022.10.18
外壁塗装の費用相場はどれくらい?怪しい見積り書の見分け方とは?
外壁塗装を行う上で気になる点といえばやはり費用の問題ではないでしょうか。
見積書の金額は妥当なのだろうか?
ぼったくられてはいないだろうか?
そんな不安を抱かれている方も多いと思います。
外壁塗装の費用相場は80万円~と言われています。
もちろん建物の大きさや使用する塗料、劣化具合等様々な要因によって金額は変動しますので、あくまでおおよその目安となりますが、参考基準価格として頭の隅に入れておいていただき、提示された見積もりは本当に妥当な金額なのかをチェックポイントごとにみていきましょう。
外壁塗装の費用見積り チェックポイント
チェックポイント① 面積
施工面積は費用を決める際の重要な項目です。
足場や塗装の面積で数値が記載されておらず、一式で記載されている場合は注意が必要です。
チェックポイント② 工程
見積書に「塗装作業一式」といったように、具体的な工程を書かず一纏めに記載している業者もいますが、こういった見積書を提示してくる業者には依頼しない方が無難です。
塗装工事の工程は、足場設置、高圧洗浄、養生、下地処理、下塗り・中塗り・上塗り、諸経費(廃棄費用など)など多岐にわたり、それぞれ使用する材料やかかる費用が異なります。
具体的に記されていればいるほど、作業ごとに使う材料や単価が明確になります。
一式といった見積書ではどの作業を行うのか全く記されていませんので、誠実な見積書とは到底言い難い内容です。
チェックポイント③ 塗装の回数
屋根・外壁塗装は、下塗り・中塗り・上塗りの3回塗りを行うのが基本です。
見積書に具体的な記載がない場合は業者に何回塗る予定なのかを確認しましょう。
チェックポイント④ 塗料の種類
見積書の項目に、メーカー名や商品名が記載されているかを確認しましょう。
「シリコン塗料」など塗料のグレードでしか記載されていない場合がありますが、同じグレードであっても価格はピンキリです。
高価な塗料で見積もりを出して、実際は安価な塗料を使用するとも限りません。
チェックポイント⑤ 相見積もり
見積内容に疑問を感じる場合は、複数の業者に見積もりを依頼する「相見積もり」を行いましょう。
相見積もりを行うことで、金額や工事内容を比較することができますので悪質な業者を見分けやすくなります。
可能であれば3社程度に見積もりを依頼することをおすすめします。
もし業者が相見積もりを嫌がった場合は、その時点で候補から外しましょう。
この際注意しなければいけないのは、安すぎる見積りも危険ということです。
あまりに安すぎる金額の場合、塗料のグレードを下げたり手抜き工事をするなどして、どこかに値段を下げる要因が隠されていると疑ってかかった方が安心です。
折角見積もりしてもらったのに断りにくいと思われるかもしれませんが、相見積もりは日常的に行われていることですので、気にする必要はありません。
外壁塗装の費用見積り まとめ
屋根・外壁塗装工事は、手抜き工事や工事代金を水増しするなど、不正を働く悪質業者が一定数いるのが現状です。
弊社では適正な価格で良質な工事を行ってもらいたいという思いから、他社さんが作成された見積もりのチェックも行っております。
工事会社が決まっている場合でも大丈夫です。
気になる点があるけど確認しづらい、それっぽいことを言われてごまかされるのではないかなど、直接聞くのはちょっと…ということもあるかと思います。
項目の抜け落ちや矛盾する点、気になる点がある場合は契約する前に確認することが大切です。
専門家の目線でしっかりチェックさせていただきますので、お気軽にご相談ください。