2018.10.1
ベランダにある庭園の撤去工事
仙台市太白区にあるテナント事務所兼住居のリニューアル工事を行っています。
建物本体の工事もほぼ終了しました。
これからベランダにある庭園の撤去工事に着手しました。
ベランダの庭園はキレイにお手入れされていましたが、今回1階テナントさん漏水が発生。
ベランダの防水工事は当初から予定していましたが、やはりテナントさんの上部にある庭園も漏水の原因かも(今後そうなるかも)との理由で撤去をすることに。
大きく育った植栽(立木)はかなりの重量のためレッカー車で搬出しました。
テナントさんがお休みの休日に作業を行いました。この辺りの配慮は工事社側で提案しましょう。
大変なのは土の搬出です。
盛り上がった土を搬出するため小型ユンボを使って一気に積み込み。
同じくレッカー車を使って土を下ろします。
注意点はユンボも小型といえ重量があります。
2階の床が荷重に耐えられるかどうかを確認しましょう。
土を搬出したら高圧洗浄で水洗い。
床の塗膜防水が現れました。キレイな庭園で勿体なかったですが無くなるとスッキリしこれでしっかりとした防水ができます。
一見するとウレタン防水もキレイな状態かと思いましたがよく見ると気泡があちこちに見られます。土の下になっているわけですから気泡が出来るのも無理はありませんね。
これは排水溝から出てきた木の根っこです。
排水溝の穴は根っこが入りやすい部分です。穴が塞がってしまうと水溜まりになりやすく結果漏水になってしまいます。
思い切って庭園を撤去したのが功を奏している例ですね。
お客様にとっては愛着のある庭園なので撤去を行うには抵抗もあると思います。
今回のように庭園があることで
・排水溝を塞いで水はけが悪くなる
・防水層が痛んでもやり替えできない。
は漏水のリスクとなります。
ベランダに庭園のあるお客様の参考になれば幸いです。
このようなご相談も受け付けております。
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