COLUMN 建物トラブル解決コラム

2022.7.7

遮熱・断熱塗料のガイナの魅力とは?省エネ効果で光熱費の抑制も!

塗装、外装工事

6月は全国的に記録的猛暑となり、群馬県伊勢崎市では観測史上初めて40度を超えた日が観測されました。

7月中旬以降も暑さの厳しい夏が予想されています。

今回は、前回公開した記事「熱中症の対策に遮熱塗料がおすすめの理由とは?」をさらに深堀し、日進産業が開発したガイナについて詳しく紹介していきたいと思います。

https://www.gaihekireform.com/blog/202206241225_2968.html

遮熱・断熱塗料のガイナとは?


画像:日進産業

ガイナは、ロケットの先端部(フェアリング)で使われている、塗布するだけで断熱することができる技術を応用して開発された遮熱・断熱塗料です。

安全性

ガイナは、有機溶剤等危険物を使用していない水性塗料で、室内空気環境の安全性の目安となる「F☆☆☆☆」を取得しています。

F☆☆☆☆(エフ フォースター)とは?

建材から発生するホルムアルデヒドの放散速度(または放散量)に応じて等級を区分しているマークです。

F☆☆☆☆は最も高い等級で、居室でも使用面積の制限なく使用可能です。

 

また、国土交通大臣から不燃材料の認定を得ており、石、ガラス、コンクリートなどと同一ランクの耐火性を有していることから、防火地域・準防火地域でも利用可能です。

遮熱・断熱効果

遮熱は太陽光を反射することで夏場は快適に過ごすことができる一方、冬場は太陽光を反射してしまうことで室内が寒くなってしまうのですが、ガイナには断熱効果もあるため一年中快適な空間を実現します。

遮熱効果

建物の外壁や屋根に塗るだけで太陽光線の約95%を反射し、表面に入り込む熱を放射によって逃がすことで、建物内が暑くなる原因となる熱の発生を抑制することができます。

断熱効果

建物の外壁や屋根に塗ることで、表面で熱の移動を最小限に抑えることができるので、外部からの冷気の影響を遮り、室内の熱を外に逃がしにくくします。

防音・遮音効果

ガイナの塗膜は密度の高い特殊セラミックの中に空気を含んだ球体の多層で構成されています。

この大量のセラミックビーズが音を反射し、空気で減衰を繰り返す構造になっています。

塗膜内で多層になった特殊セラミックの効果によって、塗膜内部に侵入してきた音の振動を軽減させ、効果的な防音を実現します。

耐久性

紫外線に対して最も強いセラミックを多層化しているため、通常の塗料の2~3倍の耐久性を持っています。

さらに、断熱・遮熱性能によって建物の膨張・収縮を最小限に抑えることができるため、建物の長寿命化をさせる事が可能です。

結露対策

ガイナの塗膜は周辺の温度変化に適応する特性を持っているため、結露の発生を抑制する効果があります。

ガイナにも結露防止効果がありますが、押入れの中、タンスの裏、トイレ、キッチン周り、浴室の周辺など、結露の発生しやすい場所には、ガイナの断熱効果をさらに特化させた結露防止商品「ノン結露」がおすすめです。

消臭効果

埃やタバコの煙など、汚れや臭いの原因となる物質はプラスの電気を帯びており、壁や天井に帯電付着することで、汚れや臭いの原因となります。

ガイナは帯電性0.0という性質を持っているため、静電気の発生を抑制し、汚れや臭いの原因となる物質が付着しにくくなります。

遮熱・断熱塗料のガイナの魅力とは? まとめ

ガイナは一般的な塗料と比較すると値段が高いというイメージがある方もいらっしゃるかもしれませんが、一般的なウレタン樹脂の耐用年数が7~10年程度なのに対し、ガイナの耐用年数は15~20年程度と言われています。

ガイナは遮熱・断熱効果によって冷暖房効率も上がるため光熱費を抑えることができますし、20年、30年と住み続けることを考えるのであれば、大変経済的な塗料といえます。

塗料の種類は多いのでどんな塗料にすればよいのかお悩みの方は、まずはお気軽に弊社までご相談ください。

お客様の希望に応じたベストな提案をさせていただきます。

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