COLUMN 建物トラブル解決コラム

2022.6.24

熱中症の対策に遮熱塗料がおすすめの理由とは?

塗装、外装工事

6月も後半に差し掛かり、はやいもので熱中症になりやすい時期になってきました。

こちらはある関東地方の週間天気予報です。

まだ6月というのに、連日35度前後の日が続く予報となっております。

熱中症とは、夏の強い日差しや気温の上昇により体温が上がり、体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、体温の調節機能が働かなくなったりして、眩暈や痙攣、頭痛、吐き気などといった様々な症状を引き起こす病気の事です。

熱中症を予防するには、適切な休息と十分な水分・塩分補給が重要です。

熱中症というと屋外で発症するものだと思われている方もいるかもしれませんが、熱中症が最も多く発生している場所は住居なんです。(総務省発表による令和2年の熱中症による救急搬送状況より)

テレワークやリモート学習で、在宅している機会が増えたという方も多いかと思います。

火力発電所の供給力が落ちていることで、今年の夏は全国的に電力不足になる可能性があります。

そこで今回は、冷房の設定温度を1度上げても、外部からの熱気の影響を受けることなく、室内がきちんと冷える、冷気を維持することができる、という環境を作ってあげることで節電に繋がるという観点から、熱中症予防におすすめな遮熱塗料について紹介していきたいと思います。

熱中症の対策に遮熱塗料が効果的な理由

室内温度を下げてくれる

遮熱塗料とは太陽光を反射する効果を持つ塗料のことを指します。

通常の塗料の場合、夏の強い日差しを浴びてしまうと屋根や外壁の表面温度が上昇してしまいます。

屋根や外壁の表面温度が上昇してしまうと室内にもその熱が伝わってしまいますので、エアコンをつけていても室内が冷えにくくなり、設定温度を下げざるを得ない状況になってしまうのです。

真夏の屋根というと輻射熱が強く、条件によっては80度以上にもなると言われているのですが、遮熱塗料を屋根に塗装した場合、最大で15~20度の屋根の表面温度を下げる効果があり、室内温度を3~5℃下げる効果があります。

光熱費やCO2の削減に繋がる

エアコンによる消費電力が削減できれば光熱費を下げることができますし、CO2も削減することができます。

自治体によっては、助成金や補助金を設けている場合もあり、墨田区では「地球温暖化防止設備導入助成制度」というものがあります。

これは、地球温暖化の防止に向けて、区民・事業者の方などが区内に所有する建築物へ、
遮熱塗装(熱交換塗装・高反射率塗装)などを行う際に、工事費用の一部を助成してくれるという制度です。

お住まいの自治体でもこういった取り組みをされている可能性がありますので、詳しくは自治体のHPなどをご参照ください。

熱中症の対策におすすめの遮熱塗料

日進産業 ガイナ

画像:日進産業

ガイナは、日本の宇宙ロケット開発技術を応用して生み出された、断熱性・耐久性に優れた塗料です。

赤外線の反射と遠赤外線の放射という相反する性質を1つの塗膜の中に確立させることに成功し、冷暖房効果の大幅改善を可能にした省エネ商品として高く評価されています。

遮熱だけでなく断熱機能も併せ持っているため、夏だけでなく冬も快適な温度を保つことができます。

日本ペイント サーモアイ

画像:日本ペイント

サーモアイは国内トップクラスの塗料メーカーである日本ペイントが開発した、屋根用の遮熱塗料です。

通常の遮熱塗料の場合、中塗りと上塗りにしか遮熱機能はないのですが、サーモアイは下塗りにも遮熱効果があるため、省エネ効果や遮光効果が高いと言った特徴があります。

また、カラーバリエーションも豊富なため、気に入った色で塗装できるといったメリットもあります。

熱中症の対策に遮熱塗料がおすすめの理由 まとめ

世界中で温暖化が進んでいます。

地球温暖化を防ぐためには、私たち一人一人が省エネルギーに取り組むことが大切です。

外壁塗装をご検討の方、まずはお気軽にご相談ください。

お客様の希望に応じたベストな提案をさせていただきます。

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