2022.2.4
外壁塗装や防水工事の業者選び…信頼できる業者を見分けるポイントはココ!
塗装工事や防水工事が必要になった際、まず頭を悩ませるのが業者選びですよね。
手っ取り早くネットで検索すれば、ものすごく多くの工事業者を見つけることができますが、果たして本当に信頼できる業者かどうかを見分けるのはとても困難な作業です。
実は、工事業者を探す上で【絶対に外せないポイント】があるのです。
そのポイントはズバリこれです。
雨漏り修理、防水のスキルがあるかどうか!
なぜなら、塗装工事であっても防水工事であっても工事の後に聞かれるクレームは、雨仕舞(防水の出来栄え)が不十分なために起こりうる問題がほとんどだからです。
もちろん、全ての工事業者が雨漏り修理・防水のスキルをを持っていないといけないわけではありません。しかし、このスキルを持ち合わせていない業者に依頼した場合、工事が最悪の結果となってしまうこともあるのです。
今回は、
☑ 雨漏り修理・防水が得意でない業者を選んだために起こってしまった事例
☑ 雨漏り修理・防水のスキルのある工事業者をどのようにして選べば良いかのポイント
この2点をご紹介いたします。
防水工事が得意でない業者を選んでしまうと…
先日、このようなお問い合わせをいただきました。
RC造2階建ての住宅が雨漏りするので見て欲しいです!
1年前に防水工事をしているんですが、当時の工事業者に相談したら「外壁のひび割れから漏水しているのでは?」と言われました。
1年前に防水工事をした工事業者から「外壁のひび割れでは?」と言われたため、ひび割れ修理が得意な弊社へ相談してくださったそうです。
伺って現地を確認したところ、雨漏りしている部屋は外側にバルコニーの庇も出ており外壁のひび割れも確認できず、ひび割れからの雨漏れは想像しにくい状況でした。
次に部屋の天井を開けて確認したところ、天井のコンクリート面にひび割れが発生していてそこから雨漏りしているのが確認されました。
その流れで屋上を確認すると、防水状態は悲惨なものでした。確かに防水は行われていましたが、防水のやり方が施工不良そのものでした。防水の下地処理の不具合により、防水が下地から完全に浮き上がっていて、そこに発生したひび割れから雨水がザブザブと防水層の中へ入り込んでいました。
これでは防水をしていないのと全く同じ状態です。これが本当に防水のプロがやったとは信じがたい出来栄えでした。
お客様へこの状態に至った経緯を聞くと…
防水工事をお願いしたのは、外壁塗装を専門としている業者さんでした。工事自体は外壁塗装屋さんの知り合いの防水屋さんがやってくれたのですが…
この外壁塗装業者さんは、知り合いの防水屋さん(であることを望みます)に依頼したようですが、防水工事は任せきりだったのでしょう。よく現地を確認せずに引き渡してしまったようでこのような結果になったと思われます。
塗装に関しての腕は一流かもしれませんが、工事によって依頼する方法を間違ってしまうと今回のように全く意味のない防水工事が出来上がってしまうことになります。
雨漏り修理・防水のスキルのある工事業者を選ぶ際のポイント
先ほどご紹介した事例は、自分には起こりえないと思うかもしれませんが実際によくある話です。
同じような事態にならないように、雨漏り修理・防水のスキルのある工事業者に依頼することを強くお勧めいたします。
では、数ある工事業者の中からどのようにして雨漏り修理・防水のスキルのある工事業者を選べば良いのでしょうか。ポイントを3つご紹介します。
・防水、塗装、ひび割れ修理などオールラウンドで得意な業者に依頼する。
・どちらかというと、防水、雨漏り修理を得意としている業者に依頼する。
・塗装専門工事業者でも良いが、実績を十分に確認する。
外壁塗装だけなら塗装専門工事業者でも良いのでは?と思われがちですが、外壁塗装を依頼する上で防水という観点は必ず必要です。
なぜなら外壁塗装にもセットで行われることの多い「シーリング」という雨漏りに直結する工事が必須とされているからです。
つまり塗装工事を行う場合でも、雨漏り修理や防水工事の知識、経験豊富な工事業者に頼んでおくほうが失敗の可能性は格段に低くなるということです。
防水工事の実績豊富な工事業者をお選びください!
実際にあった事例などをご紹介いたしましたが、雨漏り修理・防水のスキルの重要さがお分かりいただけたかと思います。
外壁塗装、防水工事、はたまた両方の工事をお考えであれば、防水の技能を有する、防水が得意、また防水工事の実績豊富という工事業者に声がけしてみてください。
Web 上やカタログだけでは確認できないと思われるかもしれませんが、現地確認やその説明の納得さ等を基に詳しく話を聞いて、是非良い業者選びを行ってください。