2023.3.22

外壁塗装工事の助成金にはどのようなものがある？

塗装、外装工事

以前、一部の自治体によっては、外壁塗装工事で助成金が受けられるというお話を紹介しました。

外壁塗装工事で助成金が受け取れるって本当？条件や金額はどれくらい？

今回は具体的に外壁塗装工事にどのような助成金があるかについて、紹介していきたいと思います。

外壁塗装工事で受けられる助成金の一例

東京都品川区　住宅改善工事助成事業(エコ＆バリアフリー住宅改修)

住宅改善工事助成事業(エコ＆バリアフリー住宅改修)　は、区民の方、マンション管理組合または賃貸住宅個人オーナーの方が、既存住宅について区内施工業者を利用し、環境やバリアフリーに配慮したリフォーム工事を行う場合に工事費用の一部を助成してくれるという制度です。

区民、マンション管理組合・賃貸住宅個人オーナー共に、助成率は工事費用(消費税抜きの額)の10%で、区民の助成金額の上限額は20万円、マンション管理組合・賃貸住宅個人オーナーの助成金額の上限額は100万円となっています。

こちらの制度を利用するには、この制度を初めて利用すること、区内施工業者に発注して行う工事であること、助成対象工事費用(消費税抜き)の総額が10万円以上であること、品川区民であること（区民の場合）、品川区内の分譲マンションであること（マンション管理組合の場合）、自己所有賃貸住宅(区内)について対象工事を行うこと（賃貸住宅個人オーナーの場合）などの要件を満たす必要があります。

対象工事は、エコ住宅改修、バリアフリー住宅改修、その他の工事（屋根の軽量化など）となっており、外壁塗装工事の場合、エコ住宅改修として遮熱性塗装工事を行うことで助成金の対象となります。

なお、対象となっている工事を行うと、同時に行った他の工事も助成の対象となります。

遮熱性塗装工事を行う場合、屋根・屋上・外壁・ベランダのいずれかに遮熱性塗装（原則として JIS で定める試験法に基づき近赤外線領域における日射反射率50％以上）を使用することが必要となりますので、見積もりを取る際に業者に確認しておきましょう。

※令和4年度は受付が終了しています。
新規受付については、令和5年度以降に改めてご確認ください。

詳細はこちらからご確認ください。
https://www.city.shinagawa.tokyo.jp/contentshozon2022/r4juutakukaizenpanhuretto.pdf

宮城県気仙沼市　気仙沼市住宅リフォーム促進商品券事業

気仙沼市では、市民の居住環境の向上及び飲食店、小売店やサービス事業の消費喚起のため、市内の施工業者によるリフォーム工事に対して、気仙沼商品券を交付する住宅リフォーム促進商品券事業があります。

対象となる住宅は、申請者が所有している市内にある住宅（貸家、共同住宅等は対象外）、申請者本人または2親等以内の親族が居住しリフォーム後も継続して居住する住宅、過去に住宅リフォーム促進事業補助金または市が実施する他の補助金を受けて建築・改修等を行っていない住宅となっており、屋根の修繕・ふき替え・防水・塗装その他の屋根工事、外壁の修繕・張り替え・塗装その他の外装工事、雨どいの修繕・改修その他のとい工事、サッシ及び窓ガラスの取付け・取替えその他の建具工事などが工事の対象となっています。

※現在募集は終了しています。

詳細はこちらからご確認ください。
https://www.kesennuma.miyagi.jp/sec/s080/010/020/010/113/20221122185426.html