外壁のシーリングは必ず劣化するため、いずれ打ち替えが必要になります。

シーリングの打ち替えで最も気になることといえば「コストがどの程度かかるの？」ということではないでしょうか？

シーリングの打ち替えコストは、部分的な補修なのか、あるいは全面的な打ち替えなのかなど、建物の規模によって大きく変わります。

また業者から見積もりを入手しても、高いのか安いのか判断することも一般の人にとっては難しいでしょう。

そこで今回は、シーリング打ち替え単価について、その目安をご紹介したいと思います。

シーリング打ち替え単価の目安について

シーリングの打ち替えコストは建物の規模で大きく変わります。

今回はマンションのシーリング打ち替え工事を例にご紹介したいと思います。

シーリング打ち替え単価の目安は以下の通りです。

ただし、この単価はある程度のｍ数があることが条件であり、また目地の幅によっても変動します。

おおむね100ｍ以上であれば、この程度の単価が目安となります。

一方で、施工するｍ数が少なくなるほど、割り増しになってしまうため単価も高くなってしまうでしょう。

例えば、4～5階建てのマンションであれば、シーリングのｍ数は500～600ｍ程度になることが一般的です。

つまり4～5階建てのマンションのシーリング打ち替えの目安は、40～54万円程度が目安になるということです。

シーリングの打ち替えは単価だけで比較するのは避けましょう

シーリングの打ち替え業者を選ぶときには、ただ単純に単価だけを比較するのは避けるべきといえます。

なぜなら、シーリング工事はそのやり方や出来映えを重視することがきわめて重要であるためです。

専門工事業者であっても上手い下手はあります。

またシーリングが得意でなくても出来るという理由だけで、工事を受注するケースなどもあります。

例えば、塗装業者がシーリングをするといったケースです。

そのような場合、工事を受注したいがためにあえて費用を安くすることもあるため、単純に単価だけを比較するだけでは危険といえます。

けして、不誠実な工事業者が多いということではありません。

単純に単価だけでは粗悪な工事を掴ませられることもあるため、十分に注意する必要があるということです。

またシーリングの打ち替えは、タイミングも重要な要素となります。

なお、シーリング打ち替えのタイミングについては「【外壁シーリングの 打ち替え】タイミングと工事の流れを解説」の記事を参考にしてください。

シーリング打ち替えでよい工事店の見分け方とは？

シーリングの打ち替えをするときに、粗悪な工事業者を避け、よい工事店を見分けるにはどうしたらよいのでしょうか？

よい工事店の見分け方とは、以下の方法です。

相見積もり書を複数取る

少なくても2社からは見積書を取得しましょう。

まずは比較するために、ベースとなる見積書は複数あるべきです。

とはいえ多すぎても混乱してしまうため、多くても3社程度までとしましょう。

見積りの内容について詳細な説明を受ける

よい工事業者は、営業担当者も工事に詳しくなければいけません。

例えば、不安をあおるような営業トークは上手でも工事の説明は的外れな営業マンもいます。

そのような業者で多いのは、工事を下請けに丸投げするパターンの会社です。

とくに他社と単価が大きく違う場合など、どうして違うのか詳しく説明を求めてみましょう。

お試し工事をしてもらう

なかなかやっている会社は少ないですが、試しに部分的な工事をしてもらうのが技術を見分けるうえで効果的な方法です。

マンションであれば1階のサッシや外壁目地などを部分的に打ち替えてもらうことです。実際の作業のやり方を確認できるため、まず間違いのない方法といえます。

費用をかけてしまうのは勿体ないため、無償でお試し工事をやってくれるか依頼してみましょう。

腕に自信のある会社や誠実な会社なら応じてくれる可能性があります。

シーリング打ち替えは工事が得意な会社に依頼しよう

通常の塗装工事業者では、シーリング打ち替え工事をあまり重要視していません。

それは塗装工事業者ではできない工事であることが多く、その場合は下請けに出す必要があるためです。

しかしシーリング打ち替え工事は、雨漏りを防ぐために重要（むしろ雨漏りはシーリングの劣化に多くあるほど重要）です。

そのような重要な工事であるがゆえ、安い単価だけで決めずによい工事業者へ依頼する必要があります。

弊社でも熟練の技能士による良質なシーリング打ち替え工事を行っております。

またご希望のお客様にはお試し工事を無料で行っています。

電話、メールにて無料お試し工事希望とお申し込み下さい。ご連絡お待ちしております。